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原罪、無原罪、、

   こんばんは、

   話を続けなくてはと思ってはいるのですが、、

   まずは、一枚の作品から、、

 

       

 

          ベラスケス(1599-1660) 無原罪の御宿り 1618年 

        135×101,6cm  ロンドン、ナショナル・ギャラリー 

             (注)ウィキペディア 同題 よりの画像、

 

    先回の、スルバラン(1598-1664)の作品より遡ること十数年のもの、、

    こちらは球形の月?の上に乗った聖母マリア、

    頭部には12の星が描かれ、足元には永遠の生命を象徴する噴水?

            先回のスルバランは地上が昼だったのに比べ、こちらはまったくの夜景、、

 

      この月の上の女性、

      もとをただせば、新約聖書のなかの最終聖典、

      「ヨハネ黙示録」(成立・1世紀末頃?)のなかに、

      

         「また天に大きなしるしが現れた、

          一人の女が身に太陽をまとい月を足の下に

          頭には12の星の冠をかぶっていた、、、

 

 

      もちろんこれは、聖母マリアについて書かれたものではありません、

      世界の終わりについて書かれた「黙示録」その中の一場面ですが、

      これが、聖母マリアのイメージと重なっています、、 

                 、、、、

 

 

    さて、この聖母マリア、

    彼女についての、宗教上の取り決め(教義)がいくつかありまして、、

 

    まず第一に、先回述べました、神の母(テオトコス)とした教義、

       431年に、エフェソスの会議で決議されたもの、、

 

 

    第二は、649年、ラテラノ公会議で正式に決められた、

        「マリアの処女性」に関するもの、

        処女懐胎、、夫ヨセフと交わることなしにキリストを身籠ったこと、

 

        これについて最初に書かれたのは、 マタイ福音書 1章18節、

          「母マリアはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に

          精霊によって身重になった、、

        ルカ 1章28節には、

          「6か月目に、御使いガブリエルが、神からつかわされて、ナザレという

          ガリラヤの町の一処女のもとにきた。この処女はダビデ家の出である

          ヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリアといった、

          「めぐまれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。

          この言葉にマリアはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事で

          あろうかと、思いめぐらしていた。すると御使いが言った、

          「恐れるな、マリアよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。

          見よ、あなたはみごもって男の子を生むでしょう。その子をイエスと

          名づけなさい、彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられる

          でしょう。そして主なる神は彼にダビデの王座をお与えになり、彼は

          とこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。

          そこでマリアは御使いにいった。「どうして、そんなことがあり得ましょうか。

          わたしにはまだ夫がありませんのに」。御使いが答えていった、

          「精霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。

          それゆえに、生まれ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられる

          でしょう。(中略)神には、なんでもできないことはありません」。

          そこでマリアが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり

          この身に成りますますように」。そして御使いは彼女から離れていった。

                    、、、、

 

 

    そして、第三の教義が1854年、ピウス9世によって宣言された

        「無原罪の御宿り

        聖母マリアはその母アンナの胎内にやどった時から、

        原罪(男女の交わりにより続いてゆくアダムとイブの神に背いた罪)から

        まぬがれている、というもの、、

 

        この教義は、最も無理があり、古来論議の対象とされ、

        1644年のローマ異端審問条例では、「無原罪の御宿り」

          Immaculata Conceptio

        という言葉の入ったすべての文書の没収を命じていたりもします、、

                    、、、、

 

 

    最後、四つ目が、1950年ピウス12世(再登場、2013,4記)によって定められた、

        「マリアの被昇天

        マリアの生涯の最後に肉体と霊魂をともなって天井に上げられた

        というもの、、

 

        これには、4つの意味合いが含まれるようですが、

 

        1.マリアがその神への従順さによって、イブの犯した罪

          (神の言葉に背くという)を購った、、

        2.イエスを宿した肉体を死によって腐らせるのはよろしくないという考え、

        3.イエスが天から人間界に降りてきたことに対して、マリアが逆に天へ

          上げられるという、対称性・互換性の認識、  

        4.天上の世界の男女両性性

          天井に女性的華やかさを付加する、、

 

 

        この教義宣言が行われたのは、

        1870年の第一回ヴァチカン公会議での採決された「ローマ法王の無謬性」

        (法王判断の、公会議決議より以上の優越性をもたせるもの)

        その決定後の、法王による最初の行使として、注目をあびたといいます、、

                   、、、、

 

 

 

    これらの教義、民間の信仰では、古くから行き渡っていましたが、 

    正式なカトリック教義としては、このように生まれたました、、

    しかし、これはあくまでローマ・カトリックでのお話、ギリシア正教や

    プロテスタントでは扱いが異なります、、

 

 

 

         さてさて、はたして何を書こうとしたのでしょうか、、

         今、ほんとうに時間がありません、、

 

           、、ほんとうに、、

 

         参考文献も挙げてゆかないといけないのですが、、

 

         、、、今日はこのへんで、、

 

 


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  • 2017.10.04 Wednesday
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